録音フォト紀行

2010/5/8-10

ブラチスラヴァ - ウイーン

今聞こえています演奏は、今回録音した「田園」第1楽章冒頭です。

朝ゆっくりたっぷりの朝食を摂って、ブラチスラヴァからバスでウイーンへ。

その道すがらなの花畑の横を走って、まさに「田園」!

   この後ウイーン空港を経てウイーン市内へ。

 この行程で約1時間半。

 電車では1時間ですが、料金が安い。
往復で14.5ユーロ約1600円。

やはりウイーンへ着けば先ずはこのお二人にご挨拶。

左のベートーヴェン像の後方はなにやら建物の工事中
赤や青のコンテナがあり建物には工事の幕が。

右の公園のシュトラウス像は、以前は真っ黒でしたがある日突然金ぴかに。
その時丁度居合わせて、路面電車の窓から見つけた時は車内が騒然でした。

 ハイリゲンシュタットには2つのベートーヴェンハウス(住んだとされる家)があります。

左右は別の家で、左は記念展示がされていますが、右の家は居酒屋の一部になっています。

教会も2つ。左はハイリゲンシュタットの公園の奥にある教会。
右は居酒屋の家の隣の教会。

さてベートーヴェンが「ハイリゲンシュタットの遺書」を書く原因となった
「教会の鐘が動いてるのに音が聞こえない!」 というのはどっち?

鐘は見えないですよね! 左は遠いし右は近すぎるし???

ご本人に聞くしかないですかね!聞こえないか!

 

 このウイーンへのハイリゲンシュタット遠足の目的はCDのジャケットにする
写真の撮影で、この左の像を目指してやってきました。

 もう一つこのハイリゲンシュタットの公園の丘の先に新しい銅像が建っています。
それがこの右の像です。

もう今はベートーヴェンの作曲当時の面影は、整備されて無くなってしまいました。

しかし彼がこの道を散策したことを思うと、やはり感慨深い物が有ります。

この「田園」の作曲に当ってはこのせせらぎとも限らないでしょうが、
このほとりを歩きながら、当時の恋人ヨゼフィーネとの
語らいの時を思い出していたのでは・・・・
この「田園」の第2楽章は全くその様な連想をしてしまいます。

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Photo by
Teruo MURAKAMI
Takuhide MIZUHARA
Noriaki KITAMURA